勉強のこと

学校の授業について行かせることを目的に家庭教師をはじめて2年。

 

もうすぐ5年生になる娘には、中学受験をさせるつもりでいる。勉強もコミュニケーションも運動も苦手な娘は私立中学向きと、家庭教師からアドバイスがあったからなんだけど…。

 

裏を返せば、公立中学では競争に勝てずに落ちこぼれる可能性を含んでいると言うこと。

 

そして、最近になって「受験に向けた勉強に切り替えましょう」と家庭教師から提案があった。

6年生までに学校で習う分数や少数の計算一式を5年生中に終わらせるというもの。

 

となると困るのが、学校の授業に準拠した予習復習が家庭教師と出来なくなるということ。

 

私立中学に通うための勉強を徹底する代わりに、学校のテストや成績は捨てる、ってことだ。

 

わたしは、中学受験は「頭が良い子がするもの」と思っていたけれど、

わたしがガキの頃とは違って、うちの子のように少しのんびりした?穏やかな?学校生活を求める親子が中学受験に臨むことが多いらしいね。

知らなかった。

 

とにかく計算問題、鶴亀算を身につけることが必須で、計算ができれば中学に行っても授業はなんとかなるそう。

逆に、小学校で習う計算問題が理解しきれていないと中学に行って苦労する…らしい。

 

最初の「学校の授業について行けるように」という目的とは違って来たが、もういいや、学校のテストは捨てさせよう。

 

スッキリする。

親のわたしが、いちいち学校のテスト結果を見て、一喜一憂するのも馬鹿らしくて嫌気がさしていたから、家庭教師の話を聞いて、なんだか救われた。

 

娘もそれで良いと合意した。

 

これから先も順風満帆なわけはなく、親子揃って苦労の連続だろうけれど、諦めず前に進むしかない。