娘の気づき

コロナによる休校のため、娘は毎日朝から放課後デイサービスに通っている。

自分のことをわかってくれる先生たちと友だちがいて、のびのびやれるからか毎日楽しいみたい。

夜、風呂から出て体を拭いている中、突然「Yちゃんがカルタを貸してくれないの」と娘が言い出した。

Yちゃんに何度お願いしても、カルタをギュッと握って下を向いたままなのだと。

他のお友達がYちゃんに話しかけても同様で、返答はないのだそう。

わたしが「Yちゃんから嫌われていると感じる?」と聞くと、「なんかムカつく」と返って来た。

そして、直接に「(学校の)わたしだ…」とも言った。

娘は、自分が学校の同級生からどう思われているか、はじめて気づいたらしい。

そして数日後、ふたたびYちゃんがデイサービスに来た際、娘は優しく話しかけてみたらしい。

すると、Yちゃんは笑ってくれたらしく、娘は「笑ったらかわいかった」と話してくれた。

娘は、自分が学校で同級生からして欲しいことをYちゃんにしたのではなかろうか。

…学校の友達は怖い。娘だけじゃなく、わたしもそう思う。

 

しかしながら、勉強面は本人の努力と成長で大きく改善して来た。まだまだ、「時間」とか「メモリ」とか苦手を通り越しているのもあるけれど、あんなに書けなかった文章も、だいぶまともになって来た。

娘自身も、後期分の通知表を見て少しだけ自信を取り戻せた様子。

「勉強ができるようになって来た」と言うよりも、総合的に「理解力が上がって来た」のかも知れない。

発達障害でもその子のペースで成長することを実感。

 

早いなぁ、もうすぐ四年生だなぁ。