褒めることより認めること

発達障害児は、褒めることよりも認めることが大事だとのこと。

わたしは子どもの頃から、母に褒められたことも叱られたことも少ない。記憶がない。
「お母さんに怒られる!」と言う友だちが羨ましかった。
母は私たち姉妹を懸命に育ててくれたが、心が通じていた訳ではなかったと思う。
母は、必死だったと言うのだが。

わたしは娘を育てながら、過去の追体験をしているような感じ。
ダメだった自分を思い出し味わう日々。正直、苦しくてしかたがない。社会人になって、やっとまともになったと思ったのに。

存在そのもの、そのままの姿を認めてあげるのが一番なのは良くわかる。わたしがそうして貰いたかったもの。

ひとは自分が育てられたように子どもを育てる、と言われるけれど、まさしくその通りだと思う。でも、変えなくちゃならない。娘のために。