新入生を迎える会

先週の土曜日授業の一環で一年生を迎える会があり、夫婦で参観してきた。

一年生から六年生までが体育館に集まり、クラス紹介や歌などで一年生を歓迎するというもの。

一年生は、アーチをくぐって体育館の舞台前に設置されたひな壇に、後方を向いて座った。
娘は、我々から見て一番前列の右端。

会の冒頭に、マイクを持ち一人ずつ好きな物や将来の夢を話すのだと言う。
そして、なぜだか理由はわからないがその一番バッターが娘だったのだ。
席順は出席番号でも背の順でもない…。

戸惑いや迷いなく大きな声で堂々と話すことが出来ていたので、我々夫婦も一安心したのだが…。

席は、きっと先生がフォローしやすい配置だったのだろう。

「将来の夢」は、保育園時代も発表する場は何度もあったが、わたしがちゃんと聞いたのは「ケーキ屋さん」。

他の子供たちは、その時々によって「保育園の先生」だったり「美容師」だったり、言うことが変わるらしい。他のお母さんたちから聞いた。

それを聞いてふと思った。
定型発達児は、柔軟だからいろいろ考えられるし思い付く。

娘も本当にケーキ屋さんになりたい訳ではないはず。「この質問にはこう答えるべきなんだ」となったら、それから以降はなかなか変えられないのが娘の傾向なのかも知れない。