ぶきっちょな娘に介護用食器を買ってみた

娘は食が細い。食器を持ちながら食べるのも苦手で犬食い気味。あまりに気になる食べ方をしているときは注意するものの、これまでなかなか改善しなかった。


先日、食べにくさが食欲低下に繋がっているらしいことがわかったので、娘が少しでも楽になればと思い、介護用の食器を購入してみた。


持ち手の付いたご飯茶碗と汁椀、すくいやすいようフチがついた皿、スプーンとフォーク。


これが思いのほか効果あり!

持って食べるから背筋が伸びるし、格段に食べやすくなったみたい。


スプーンは、わたしが使ってもすくいやすさを実感する。

ユニバーサルデザインってやつに感動した。もっと普及すれば良いのに。年齢や障害有無に関わらず、取っ手の付いた器は持ちやすいと思う。

飲食店や旅館で、こういう食器で食事が提供されるところを想像してみたら、お客にとって凄く良いことのように思えて来たんだけどな…。


娘が新しい食器を使い始めてから、まだ数日しか経っていないから、本当のところはまだわからないけれど、昨日は珍しく茶碗のご飯を完食していた。物珍らしさからかもしれないけれど、もしかしたら良い影響があるかもしれない。

まあ、娘は本当に気まぐれだから、改善したら奇跡くらいに考えておくかな。