食事問題

一昨日は娘の8歳の誕生日だった。
わたしも仕事を休み、夕飯には娘が好きな料理を並べた・・・のだが、娘は「うちのパスタは嫌い」と言い出した。

娘:うちのパスタは嫌い
わたし:なんで?おいしくない?
娘:おいしくない
夫:おいしいよ
わたし:何?ほかの理由?食べてみてよ 
むすめ:・・・
→わたしが娘の口にパスタを運んで食べさせる
わたし:おいしいでしょ?
娘:うん、おいしい

娘は、ごはん(特に白米)が苦手で麺類を好む。最近気に入っているのはラーメン。
比較的焼きそばも食べてくれるため、よかろうと思ってお弁当に持たせていたのだが、弁当箱に残ったまま持ち帰ることもあった。その時は「気が乗らなかったのかな」くらいに考えていた。
ところが、昨日の晩御飯の一件から、「お弁当の焼きそばやナポリタンは嫌い」だということが判明した!理由は『食べづらい』から。
娘は自分の気持ちを人に説明することが苦手だから、聞き出すのも苦労する~。

ラーメンや蕎麦は汁があるから麺同士が絡みにくいが、汁がない麺や冷えて固まった麺をうまくほぐすことができず、食べるのが嫌になるみたい。

娘は「ごはんは味がないから嫌い」と言う。だから味がハッキリした麺類を好むのかと思っていたら、ちょっと違っていたらしい。もちろん食感や味が先だが、娘にとっては『食べやすさ=口に運びやすいか否か』が『食事のおいしさ』に影響しているらしい!娘にとっては、『食べにくいもの=おいしくない』ということになってしまうようだ。
びっくりした。もしかしたら、介護が必要なおじいちゃんおばあちゃんも同じなのかな?

箸は使えているし、学校の給食もお替りできる時が増えて来たと聞いていたから、食べ方については、あまり気にしていなかったのだが、確かに左手で茶碗を持つのは苦手でどちらかと言えば犬食い系。

娘の不器用さは軽度だと思っていたけれど、皿を持ちながら箸やフォークで食事をするのは、意外とハードルが高い動きなのかもしれない。

よし!思い切って介護用の食器を買ってみよう!おじいちゃんおばあちゃんが使う持ち手のついたお椀と傾斜のついたお皿。何かのとっかかりになるかもしれない。

 

と、前向きに思っていたのも束の間、今日の弁当、そぼろご飯を手付かずで残してきた。おかずはプチトマト以外完食していたけれど…。本当に嫌になってしまった。だって、残すくせに弁当を持って行きたがるんだもん。コンビニで買うのは嫌なんだってさ。一体なんなんだよ!!

 

明日の弁当は、本当にフライドポテトだけにしてやりたくなる。

すごく真面目にあれやこれや考えて必死にやっている分、腹が立って仕方がないよー!!

発達障害児を育てるのは本当に容易じゃない。