地道にプールに通っている

スポーツ家庭教師の利用を止めて、毎週日曜日に娘と一緒にプールに通うようになって、2ヶ月位になる。回数にすると7回位だろうか。

最初は、わたしと一緒でもプールの中に入るのさえ緊張し、中に入った後も端っこの決まったところにしか居られなかったのが、今は真ん中にも行けるようになった。
他の子どもたちが立てる水しぶきも、今はだいぶ気にする素振りが減って来た。
・・・定型発達の子だったら考えられないことだろうけど。

水に顔をつける → 潜る → ボビング → 頭の上まで潜る → 10秒潜る
と進んで、
水の中でカエルのような恰好(相撲の構えのようなポーズ)ができるところまで来た。次は、だるま浮きができれば・・・と思っているのだが、娘は「怖い!」と言ってなかなか先に進めない。

ネットで検索すると「へそを見るようにする」とか「水の中で体育座りをすると自然と体が浮く」と書いてある。娘に実践させようとするのだが、恐怖心が先行して挑戦することができない。

思い付きで、娘にプールの淵を持たせてバタ足の体勢をととらせてから、わたしが娘の体を支えてそのまま水に浮いた状態にして壁からを手を離させた。
案の上、始めは「怖い!」と言っていたが、頭が水の外に出た鉛筆浮きのような状態で1分近くこの体制を保ってみた。すると、案外と浮く感覚は嫌いではないらしく、何となく次のステップに進めそうな感じがして来た。
すると、娘はわたしと向い合せで手をつなぎ、顔を水につけながら両ひざを丸める、という動きを自ら考え出し幾度となく挑戦してくれた。わたしに掴まりながらも、水中に顔をつけ浮いている状態で最高記録は3秒。

プールのことでわたしが決めたわたしのルールはこれ。
①ママが居るから大丈夫と伝える
②あなたなら必ず出来ると伝える
③一緒に潜る、やって見せる
④二人で目標を決める
⑤回数を決めてクリアしたらその日は終了

今通っている公営プールは、いろいろなところにちょっとした段差や階段がある。階段が苦手な娘は、降りるときは手すりを使いたがるのだが、なぜだろう、昨日のプールの直後は手すりを使わずに階段を降りていた。
プールで浮くことに慣れて怖くなくなったら、日常生活の体の使い方にも良い影響があるかな?・・・よくわからないけれど、それが事実だと良いな。