娘には、保育園時代から仲の良い友達が一人いる。
面倒見の良い子で、私の娘にも妹のような感覚で接しているように思える。
わたし自身が、人と接するのが苦手なたちのため元々ママ友は一人もいないのだが…、
夏休み明けの参観日、その子の母親がわたしに対して、以前よりもよそよそしくなったことに気づいた。
うちの娘が放課後デイサービスに通っていることも気づいているだろし仕方がないな、と思っていた。
そしてつい先日、土曜授業後に学校へ娘をお迎えに行った際、『〇〇ちゃんママ！』と娘の友達がわたしに呼びかけて来た。娘の友達のそばには、その子の母親が立っている。
その子は、自分の母親に対して『〇〇ちゃん（わたしの娘のこと）にね、ランドセルはパチンしてあげたんだけど、いつも支度が遅いんだよ』と言っている。
その時、母親は下を向いてバツが悪そうにしていた。
『〇〇ちゃんにバイバイして帰る』と言う娘の友達に『気にしないで帰っていいよ』とわたしは優しく言い、娘が校舎から出て来るのを待った。
その子は、自分の母親に対し、ああやっていつもわたしの娘のことを言っているんだろう。
子供は素直だから。
わかっていても、やはり切ないね。
