失敗したくない気持ち

先日の運動療育のこと。
娘と一緒に療育を受けている男の子(一歳年下)、先生2人、計4人での風船バレーボール。
一人2回ずつタッチして次の人に回すルールが設定された。目標は、20回続けること。大騒ぎしながら20回は達成したものの、娘のミスタッチで21回には届かなかった。
娘は笑顔ながら眉毛がたれている!

次のカリキュラムはボール転がし。競争ではないけれど、なんとなく勝ち負けの様相になり…「負けた」娘は、とうとう泣き出してしまった。思いを言葉にすることができず嗚咽!
先生になだめられて何とか頑張ったが、やはり風船バレーボールで失敗したことがとてもショックだったよう。

帰宅中の車でもメソメソ…。しかしながら私が「風船買って練習する?」の言葉に、ピタリと泣き止み頷いた。

娘は、夕飯後に主人と練習し、あっと言う間にコツを掴んだ。勿論、うまくできないとクズグズ言うのは相変わらずだけれど…。

その後、ピアノの練習をしている時に分かったことがある。本当に今更で娘には申し訳が立たないのだが…「失敗してはいけない」「失敗すると(ママに)怒られる」と思わせてしまっていたらしい。

「失敗して良いんだよ。大丈夫。皆んな失敗して練習してうまくなるんだよ。」と伝えた時の娘の顔といったら!
目をキラキラさせて、「そーだよ!失敗してもいーんだよ!練習すればいーんだよ!」とそれは嬉しそうに言った。

私は何て愚かなのか。改めて大反省。私は親でいる自信が持てない。娘を不幸にしていまうのでは。