ITPA言語学習能力診断検査

2017年11月に療育施設にて言語聴覚士による発達検査(ITPA言語学習能力診断検査)を受けた。
そして、2018年1月に入ってそのフィードバックを受けて来たのだが、娘は聴覚認知能力が低いということが分かった。検査を受けるまでは、視覚認知に問題があると思っていたため1〜2ヶ月に1回のペースで1年近くビジョントレーニングを受けて来たのだが・・・。

何でわたしは、こんな勘違いをしたのだ?・・と思ったら、娘は個別に一対一で話をすれば、ちゃんと相手の意図を理解することが出来るから、特別に聴覚認知が弱いとは思っていなかったのだ。
一対一で聞けば分かるのに一斉指示になると途端に分からなくなってしまう・・・学校に入ってからの困りごとになっている。聴覚認知が弱いことが理由なんだろうね。検査を受けて本当に良かった。

聴覚とは逆に視覚認知は実年齢よりも発達しているが、残念ながらものごとを記憶する能力も低いとのこと。
あと他にも、これって自閉症独特なのだろうか?例えば「これ、おばあちゃんから貰ったの」と言うのが正しいのに、「これ、おばあちゃんがあげたの」と言ってしまうとか。
課題は盛りだくさん。

ASDは聴覚認知が、ADHDは視覚認知の方が苦手らしい・・ね。
わたし(ASD傾向)や主人(ADHD傾向)にも思い当たるふしがある。

結局、娘は検査時年齢6歳8ヶ月の対し、言語と聴覚の発達年齢は5歳8ヶ月と丸一年遅れているという結果だった。

対策として、iPadアプリの聴覚認知バランサーと、どこかの小学校(特別支援)で使っているというCD付のトレーニングブックを購入してみた。

聴覚認知バランサーをちょっとやらせてみたところ、タッチセンサーが良くないのか、正しくタップしたはずなのに間違った答えが選択されてしまうのに加え、センテンスが終わるごとに得点が出てくるのも娘は嫌みたいで、あまり良い印象を持ってくれなかった。・・・続けられるかな?
CD付トレーニングブックは、楽しいみたい。時間の都合で2ページ程度しかできなかったが、「もっとやりたい!」と言っていた。

効果がどれ位のものかは全くわからないが、とにかく何かできるかぎりのことをやってみたい。