今はいつでも泣ける

わたしは、今、情緒不安定でいつでも泣ける状態。

Nothing compares 2U がずーっと頭の中を流れている。
昨日の夜中、たまたまプリンスが歌っている姿をYouTubeで見てしまったら、胸が締め付けられる感じから抜け出せなくて切なくて仕方がない。シンニード・オコーナーが歌うのよりも本当に切ない。
そして、知らなかったの。シンニードは、失恋ソングとして歌っていたのではなく、自分を虐待していた(らしい)お母さんに向けて歌っていたんだってこと。アルバムも持っていたのに、全然知らなかった。
そのお母さんが亡くなって「あなたの代わりになるものはない」って、PVで涙を流して歌うって…。しかもその涙は自然と流れ出たって言うし…。う〜苦しい。

娘のことは常に頭にあるけれど、今はそれと同時に自分の仕事のことが心の多くを占めていて凄く苦しい。
もしかしたら、ほんの少しだけ娘の心配事が減ったから、その分仕事のことを考えてしまうのかも。

仕事…今は別に大したことしていない。ここ3年間、まったく同じことの繰り返し。
派遣社員ばかりのチームで、ルーチンワークという名の雑用をしている。派遣社員に指示は出すけれど、別に私に決裁権があるわけでもない。
3年前に着任した時は、「品質管理担当」だったのにいつの間にか「レポーティング担当」に変わっていた。「分析なんてやらなくていい、データ集計だけして報告してくれれば良いから!」と言われたってことだ。
直接そう指示を受けたらならまだしも、わたしはその事実を「組織体制図」を見て知ったのだ。

わたしの上司にあたるMGとやらは、人をロボットか物のように扱う。被害者は多数。机と机の周りは驚くほど汚い。片づけられず物が散乱し、しょっちゅう書類の雪崩を起こしているが‥‥気にする素振りはない。40歳過ぎのぶりっ子オバサン。
でもそのオバサン、毎日のように夜中の12時位まで仕事しているんだもん。会社としては、「働いている」って、なっちゃうんだよね。仕事の中身も見ずにさ。
働き方改革」とか「効率化」とか言いながら、でも結局のところ会社の中では「長時間労働=頑張っている」という評価になるでしょ。当然だよね。

最近、更に上司が増えた。かなり以前の職場の元上司が異動して来た。片づけられないデブMGをコントロールするために来たとの噂だが、真意は分からない。
新任の上司は、わたしの現状を見て「もったいない、異動させるよ」と言ってくれたけれど、いつになることやら。

わたしは、年下の独身や子供のいないメンバーに、どんどん追い抜かれていく。そりゃ当たり前だよね。だって私は残業できないもん。勤務パターンに融通効かないもん。土日祝も正月も関係なしに夜勤もありの業種だから。子供を持った女性プロパー社員で役職保有者は本当に本当に少ない。

残念ながら、私は、仕事でしか生きている意味を実感できないのだと改めて気付かされている。

そして最近になって、あれだけ口うるさくて当たりが強かった義母が、少し大人しくなってきたように感じる。
義母は、来月に副鼻腔炎の手術をする予定なのだが、全身麻酔だそうで3時間以上の家族の立ち合いが必要とのこと。
義母からの連絡は、主人の携帯の留守電に録音されていたのだが、吹き込まれていた声は泣きそうだったらしい。年を取って弱気になって来たかな。
手術には、わたしが仕事を休んで立ち会う予定なのだが、ふと「介護」という言葉を頭をよぎり、もう少し先とは思いつつも、何とも言えない気分になった。

今わたしは、実母がよく口にする、そしてわたしが大嫌いな「なるようにしか ならないから」というフレーズを思い出している。