歯医者へ

半年以上前に、左下奥歯が少し欠けた。歯ぎしりをするのが原因だったのか、急いで近所に新しく出来た歯医者へ連れて行った。感覚過敏で男性が苦手な娘は、若い歯科医にパニック。ろくに診てもらえなかったが、治療は不要で、よく歯を磨けば良いと分かって一安心。

そして…数ヶ月して、歯の中心から虫歯へ…。毎日はみがきはちょっとした覚悟が必要でおのずと磨き残しが発生してしまった。
介護用歯ブラシで何とかしのしでいたが、やはり娘には辛かったらしい。
電動歯ブラシが良いかも、ダメ元で買ってみたらこれが良かった。歯磨き中は、苦しみながら?も、何とか耐えてくれるようになった。ありがたい。

でもちょっと遅かった。やっぱり虫歯になってしまった。保育園の検診で「早く受診してください」と指摘されてしまった。

女医の歯科医を探したら、歩いて数分の所にあることが分かり、娘を連れて行くことにした。
行ってみると、古い建物にいかにも昔からやっている歯医者といった雰囲気。でも行って正解。遠くから来ていると言う5歳位の男の子と、自閉症と思われる青年も母親に付き添われて来ていた。
先生は50台後半だろうか。助手の方々もベテランのようで、子供の扱いに慣れている。
一回目は、治療ができるかどうか娘の様子を見る回。娘は落ち着かない感じも見せたが、先生から「次回、治療出来ますよ」とありがたい言葉を貰えた。一週間後の土曜日には、歯を削り詰め物をして貰うことができた!勿論、ぎゃーぎゃー泣きましたが…。

治療後、先生から意外なことを言われた。「この歯だけは、他の歯と違い色が違う。多分、歯が作られる時期に高熱が出たりして成育不全になっていると思う」とのこと。
知らなかった。そういうのもあるんだ…。

とにかく治療に耐えた娘をひたすら褒めたよ〜。成長していることを実感した。
そして、もちろん先生にも大感謝。