遺伝だよね

いまだに、私自身が学校という場所が苦手。

いじめられはしなかったが、学校時代から今も続いている友人は数人しかいない。

高校までの友達で名前を覚えているメンバーなんていないに等しい。

だから、子どもの学校行事で学校に行く時ですら、数日前から気持ちが落ち着かないし、今、仕方なしにPTAに参加しているけれど、もしかしたら、ある意味、会社の嫌な会議よりも気を使っているかも。

 

今日、実家へ電車で向かっている途中、電車のホームから下をみたら、幼稚園の門の前にお母さんが三人楽しそうに話し込んでいる様子が見えた。

実家からもちょっと離れている場所だし、何のゆかりもないけれど、その風景を見ただけで落ちつかない気持ちになる。一刻も早く逃げ出したくなる。

 

仕事では、割り切って誰とでも話をする努力をしている(努力できるようになった)けれど、仕事場以外では、なかなかそうはいかない。

 

誰とでも臆することなく会話ができて、簡単に友達ができたらどんなに楽だろうか。

 

こんな私の子どもだもん。娘がひとりぼっちなのも当たり前。

 

主人には、母親同志が仲良くなって、自然と子ども同志が友だちになる…ってのが普通なんだ、と言われたことがある。発達障害児の子育て本にも同じことが書いてあった。「親が子どもの友だちづくりをフォローしろ」と。

だから無理だって。そんな高度なこと、わたしにはとてもできない。

 

最近は、割り切って考えられるようになったけれど、子どもが小学校に入学した直後は苦しかったな…。

 

ほんと苦労しかない。